Category: news

「機能強化加算」について

令和6年8月1日より当クリニックでは、「小児かかりつけ医」として登録され、診療を行っております。それに伴い、初診料に「機能強化加算」を加算いたします。

えのきこどもクリニック 院長 榎正行

「小児かかりつけ医制度」について

「子どもにもかかりつけ医を」との趣旨で2016年より「小児かかりつけ医制度」が始まっています。

風邪等の病気だけではなく以下のような病気管理・相談など子どもの成長を総合的に支援する制度です。

・喘息・アトピー等の慢性の病気管理

・乳児健診や発達段階に応じた助言指導・健康相談、育児不安等の相談

・予防接種状況の把握、スケジュール管理の指導

・発達障害の疑いについての相談、必要に応じて専門施設への紹介

・緊急時や入院すべきと判断した場合の病院紹介

これまでも同様な医療をしてきましたが、このたび厚労省より「小児かかりつけ医」認定施設となりました。

 

当院をかかりつけ医と希望する方はお申し出下さい。

登録には「小児かかりつけ診療料」に関する同意書が必要です。

 

対象は、当院に4回以上(健診・ワクチン等を含む)受診した6才未満のお子さんです。

尚、申請はお子様一人につき1か所の小児科医療機関です。

 

・6歳以上の登録できないお子様も引き続きかかりつけ医として総合的に支援します。

・他の施設を受診することに制限はありません。

・かかりつけ医登録していないお子様もこれまで通り同じように診療します。

・他施設をかかりつけ医にしたい、或いは転居する、また既に他施設に登録し当院に

変更希望する場合、お申し出下さい。

えのきこどもクリニック

院長 榎正行

 

時間外の電話でのお問い合わせについて

当クリニックを受診しているお子様のご家族からのお問い合わせに対して、診療時間後の数時間電話対応いたします(電話:018-866-0505)

・受診後、帰宅して調子が悪くなった

・来院時にはなかった症状が急に出て対応が分からない、心配だ など

・相談前に 1.お子様のお名前 2.患者番号 3.外来受診日を をお伝えください

対応時間

・平日(月曜・火曜・木曜・金曜)   :18時~21時

・水曜・土曜日:14時~18時

 

連絡がつかない場合、コールバックするため下記にメールをお願いいたします。

enokikodomo@gmail.com

休日・深夜、学会等の休診でやむを得ず対応ができない場合は下記にご連絡お願い致します。

・提携医療機関  : 市立秋田総合病院 小児救急 018-823-4171

・小児救急電話相談: #8000

 

尚、しばらく通院していられないお子様は状況不明のことがあり対応しかねることがあります。

また、相談後の電話診療で電話再診料が発生いたします。

えのきこどもクリニック 院長 榎正行

2024年診療報酬改定に係る掲示【重要】

2024年度からの診療報酬改定に基づき、厚生労働省により掲示が定められた項目について

ウェブサイト上に掲載いたします。

 

また以下の診療料・加算を算定しております。

 

  1. 小児科外来診療料

6歳未満の患者さんを外来診療した場合、診察・検査・治療行為を含む定額の診療料金です(包括診療体制)。

 

  1. 医療情報取得加算
    • レセプトオンライン請求・資格確認を行っています。
    • オンライン資格確認によって得た情報(受診歴、薬剤情報、特定健診情報その他必要な診療情報)を確認できる体制を整備し診療に活用します。

*上記システム活用のため、マイナ保険証の利用に御協力をお願いいたします。

 

  1. 明細書発行体制加算
    • 医療の透明化や患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収証の発行の際に、

個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しています。

  • 発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨をお伝えください。

また6歳未満のお子様は包括診療体制のため明細書発行はありません。

 

 

  1. 一般名処方加算
    • 当院では先行医薬品名ではなく一般名(成分名)で処方しております。
    • 現在、風邪薬等が品薄状態になっていて、薬の供給改善と同時に医療費軽減に

役立つと考えます。

 

5.時間外対応加算3(2024年版)

継続的に受診している患者さんからの診療時間外の電話等による相談・診療に対し、数時間対応できる体制を整えています。そのような体制において、診療時間内も含めた再診料に加算されます。

 

6.外来感染対策向上加算・連携強化加算

当院では、発熱症状を呈するお子様の受け入れを行っています。インフルエンザや新型コロナウイルス感染症など伝染性の高い病気に対し動線や診察室(個室4室)を分け診療しています。

入室前に電話連絡をお願いいたします。

また、年4回、感染症発生状況・抗菌薬使用状況を報告しております。

えのきこどもクリニック 院長 榎正行

 

 

子宮頸がん予防ワクチンの「なんとなく不安」を解消するため�...

2021.2.18毎日新聞医療プレミア特集によい記事をみつけました。

「みんハピ!みんなで知ろうHPVワクチンプロジェクト」が紹介されております。

どのワクチンも強制ではありません。

が、誰にでもワクチンを受けて健康に生きる権利があるのに

「なんとなく不安」でその権利を結果放棄してしまうことはなんとか避けたいと考えてしまいます。

一歩踏み出して、正しい情報を得て、その上で判断したいものです!

「みんハピ!みんなで知ろうHPVワクチンプロジェクト」←ここに是非進んで下さい!

榎真美子

2021.2.18

子宮頸がん予防ワクチンについて①訂正version

子宮頸がん予防ワクチンの定期接種は小学校6年生~高校1年生です。

年齢ではなく、年度だということにご注意下さい。

高校1年生は9月までに初回接種を予定しなければ年度内に3回接種完了できません。

 

2020.7に9価HPVワクチン「シルガード9」が日本でも承認されましたが、今現在普及の見通しは立っておりません。

まだ販売もされていません。2021.2.24に販売されることになりましたが、自費接種でのみ使用できます。

現在、定期接種に使用されている2価HPVワクチン「サーバリックス」、4価HPVワクチン「ガーダシル」とも有効率は高く、

両方とも感染から約5年で癌が発生することがわかっているヒトパピローマウイルス16型、18型に対する抗体を産生し、感染を防ぎます。

詳細は日本産婦人科学会のHP:http://www.jsog.or.jp/modules/jsogpolicy/index.php?content_id=4

効果、費用いずれの側面から考えても、接種時期を逃さないことが重要です。

 

9価ワクチンが供給不足な理由のひとつは、アメリカやオーストラリアでは既に男女共に定期接種になっていることが挙げられます。

いつか日本も男女共に定期接種に。

 

子宮頸がんになる女性が減ることを願い、日本でのワクチン普及のための情報提供に今後とも努めて参ります。

 

副院長 榎真美子

 

Scroll Up